ホーム > 内職で稼げるか検証 > ペットにもマスクが必要なの?獣医師が警告!犬や猫にマスクを装着させないで

d52363-11-400153-2.jpgのサムネイル画像新型ウイルス感染症が、蔓延している世の中ですが、ペットへの感染も若干報告されています。

今のところ、ペットへの感染はあるが発症しているかは別問題ということで、もし飼育しているペットが新型ウイルスに感染していても、隔離したり治療したりといったことは必要ないとされています。

しかし中には、「ペットがウイルスを媒介する」と勘違いして、飼育放棄、遺棄する心無い飼い主もいて心が痛みます。

ここはひとつ、正しい知識を持って、ペットを飼育している人は新型ウイルス感染症とどのように向き合うべきなのか、一般の(ペットを飼ってない方)とは違う注意点はあるのか、そもそもペットにマスクが必要なのかなど、よくある疑問について調べてみたいと思います。

ペットが注意すべき感染症とは?

人が感染する可能性がある病気は、新型ウイルス感染症だけではありません。

風邪やインフルエンザなど、色々な病気があります。

同じように、ペットにも感染症があって、色々な病気の可能性があります。病気の中には、人からペットへ、ペットから人に感染するものもあれば、人と動物間では感染しない病気もあります。このような感染症を防ぐために、年に1度混合ワクチンをペットに接種させている飼い主さんがほとんどですし、狂犬病の予防接種に至ってはペットを飼育するうえで義務付けられています。

ペットが注意すべき感染症は、様々ありますがワクチン接種でほぼ回避できます。また、人間のワクチン同様に、もしその病気にかかってもワクチンを打って抗体ができていれば発症することなく済む、または軽症で済む場合がほとんどです。

ペットも新型ウイルスになるって本当なの?

冒頭で少しお伝えしましたが、実はペットに新型ウイルス感染症が陽性であったという結果が2例ほど既に出ています。

しかし、これは少し語弊があります。厳密には以下の通りです。

2 月 28 日付、香港 漁農自然護理署(Agriculture, Fisheries and ConservationDepartment)によると、ペットの犬から新型ウイルスが PCR 検査で低いレベルの陽性反応がみられた旨の報道がありましたが、下記の理由から日本のペットにおける新型ウイルスの感染は、現時点において問題とならないと判断します。
1.現時点の漁農自然護理署 (AFCD)の発表では、犬の鼻と口の粘膜にたまたま付着した新型ウイルスを検出してしまった可能性があり、犬の体内で本ウイルスが増殖したかどうかは確定していません(犬が感染したことを確認したわけではありません)。
2.もしペットに新型コロナウイルスが感染するとしても、コウモリなどの野生動物との接触がほぼないとされる日本のペット飼育環境においては、ペットへの新型ウイルスの感染があるとすれば、飼主からペットへ感染する経路しか考えられませんが、その可能性も非常に低いと考えられます。
まずは飼主が新型ウイルスに感染しないように注意し、落ち着いてペットに対応しましょう。

~東京獣医師会より~

また、ペット保険会社の大手アニコムからは下記の様な通達が出ています。

アニコムグループでは、2020年4月10日より新型ウイルスに感染した方の飼育するペットをお預かりするプロジェクト『#StayAnicom』を実施し、ウイルスの感染予防に配慮したお預かりを行うため、ペットに対するPCR検査を行ってまいりましたが、今般お預かりした2世帯の犬2頭において、「陽性」の結果が確認されましたので、公表いたします。

 『#StayAnicom』プロジェクトでは、これまでに犬29頭、猫12頭、うさぎ1羽の合計42頭のペットのお預かりを行ってまいりましたが、全てのペットに対して複数回のPCR検査を実施し、「陰性」であることを確認しておりました(2020年8月3日時点)。今回「陽性」が判明した2頭の犬についても同様に、複数回のPCR検査を異なる複数施設で実施したところ、「陽性」の検査結果を得たものです。なお、海外での犬や猫の感染報告では、数日中に「陰性」の結果に転じることが多いとの報告が行われており、現在、1頭については「陰性」の結果に転じ、2頭とも健康状態に大きな問題はありません。また、これらの犬2頭において新型ウイルスの感染が成立したかについては、明らかとなっておりません(※)。
(※)抗体検査の結果が陽性になるまでは一定の期間を要するとの報告があることから、今後、当該結果を踏まえて抗体検査を実施し、感染が成立したかの判断を行う予定です。

 なお、これまでもお預かりしたペットは「陰性」が確認されるまで隔離して飼育する検疫を実施しており、2頭の犬も現在まで隔離した状態で単頭飼育をしています。また、同時期にお預かりしている全てのペットに対してはPCR検査において「陰性」の結果を得ており、感染の拡大は認められておりません。

 更に、ペットのお預かり対応を行う当社グループ従業員は、防護服を着用し、飼育等するなど二次感染防御を徹底しております。今回の確認を受け、当該犬と接触をしたすべての従業員を対象にPCR検査を行いましたが、現時点において従業員は「陰性」となっており、体調不良等の報告も受けておりません。
本件に関しては、関係当局にも報告しておりますが、引き続き当社グループ従業員への安全対策を実施し、感染防御を徹底してまいります。

【参考】
■これまでの海外報告の例
・犬と猫の感染報告事例:犬は香港・アメリカで感染が報告されておりますが、猫に比べて感染例が少なく、研究でも感染が起こりにくいことがわかっています。一方、猫はアメリカ・ベルギー・フランスなど複数の国で感染が確認されています。研究でも感染が確認され、猫同士の伝播が起こることがわかっています。
・イタリアでの大規模調査:先日発表された伊バーリ大学の研究チームの報告(対象:ペットの犬540頭・猫277頭)によると、PCR検査で犬猫ともに陽性はゼロでしたが、抗体検査では犬で3.4%、猫で3.9%が陽性とのことでした。
また、飼い主が感染している家庭の犬の方が感染していない家庭に比べて陽性率が高かったという報告がありました。
■ペットの感染を防ぐために
ペットが感染しないためには、飼い主自身の予防が最も効果的であるとされています。ペットにマスクをさせるのは、誤飲や呼吸困難の恐れがあるため推奨されません。万が一飼い主がコロナウイルスに感染した場合は、できるだけ接触を避けることが望ましいとされています。また、ペットから人への感染は、現時点では報告されておりません。
ご自身のペットを守るために、引き続き飼い主の皆さまには適切な予防策を講じていただければと考えております。
■ペットの適正飼養の参考
今回は、PCR検査の結果「陽性」が確認されましたが、動物における新型コロナウイルスの感染の影響については、数日で「陰性」に転じるといった報告もあるため、安易な飼育放棄につながらないようにすることが重要と考えております。新たな感染症拡大に繋がらないように、当社グループとしては、引き続き感染防御を徹底した上で、社会的に意義が大きいと考えている本プロジェクトについては、継続してまいります。

よく読めば問題ないことがわかるのですが、知識が無い方が勘違いすることで誤った情報が拡散されてしまいます。

皆さんも情報源には十分ちゅういしてください。

犬や猫にマスクは必要?意味はあるのか?

実は、犬用の新型ウイルス感染症予防のためのマスクが実際に販売されてはいます。

しかし、獣医師会はこれに対して警告を発しています。

そもそも、犬は汗をかきません。ではどのようにして体温調整をしているのでしょうか?それは、口呼吸で行っているのです。

ですので、その口をマスクで塞いでしまいますとこれは犬の命にかかわる重大なことになります。

稀に、人間用のマスクを犬に装着させてインスタ映えなどを狙って投稿する方がおられますが、万一のことがあってはいけませんので、絶対にやめましょう。

もし飼い主が新型ウイルス感染症になってしまったら留守中の飼育はどうすればいい?

もし飼い主さんが新型ウイルス感染症になってしまったら、入院しなければならないケースもあります。

また、家族間がクラスターになる可能性が高く、一家全員入院というケースも考えられます。

この場合、家に残されたペットの飼育を代わりにしてくれるサービスがありますので、是非そちらを利用してください。

くれぐれも、安易に手放すことが無いようにしてくださいね。

まとめ

ペットも大切な家族です。

ですので、ペットも感染しないようにするにはどうすればいいか、マスクをした方が良いのではないかと真剣に考えてしまう飼い主さんの気持ちもわからないでもありません。

しかし、一番大切なのは、何より飼い主様が感染しないことなのです。


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